こちらは、私の愛してやまない百人一首を着物のデザインに取り入れた「雛人形 Karuta」です。
名歌をお着物に、マットな黒の上絵の具にマット金を施し、シックに仕上げました。
それぞれの歌はこちらです。


お内裏様
・永らへば またこの頃や しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき（藤原清輔朝臣）
・恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり 人知れずこそ 思ひそめしか（壬生忠見）
・ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは（在原業平朝臣）

お雛様
・めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲がくれにし 夜半の月かな（紫式部）
・花の色は 移りにけりな いたづらに 我が身世にふる ながめせしまに（小野小町）
・夜をこめて 鳥の空音は はかるとも よに逢阪の 関はゆるさじ（清少納言）

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⁡ ※ なるべく実物の色合いになるよう載せていますが、太陽光・室内で見え方が変わりますのでご了承下さい。

※1番綺麗に見えるのは朝と夜の室内で、部屋の電気が絵の具の艶に反射し、陰影もしっかりと出てとても美しく見えます＾＾